文在寅は沈黙、与党議員の「日本神社に行きましたね」発言にある「反日は正義」の押しつけ
1998年に日本文化は開放
この一件は、他のメディアもこぞって伝えている。
22日付ではソウル経済、聯合ニュース、23日付では東亜日報、朝鮮日報、世界日報などが挙がる。
朝鮮日報の報道では、蘆議員は崔会長に「親日派」のレッテルを貼ろうとしていたと分析する。それにしても、韓国は1998年にすでに日本文化を開放している。神社もまた日本文化の一つなのは間違いない。
蘆議員の発言は日本文化の排斥を志向するわけだが、日本の文化を開放しているにもかかわらず、議員の発言が正しいこととしてまかり通ってしまっている。
国会議員としての質が問われてしかるべきなのに、彼に対する批判の声は一切上がらない。日本に歩み寄る姿勢を見せているとされる文在寅大統領や大統領府は沈黙したままだ。
アメリカのバイデン大統領は、アメリカを中心とする日米韓の同盟関係を充実させようと水面下で動いていると盛んに報じられているが、果たして、このような状況の国と、どうやって手を携えていくべきなのか。暗澹たる気持ちになるニュースだった。
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