「医師会」が緊急事態宣言の延長にこだわる本当の理由 民間病院に患者が溢れてくることを懸念
ワクチンの接種開始は朗報だ。菅総理は日本医師会の中川会長に協力を求め、快諾を得た。だが――。経営者として腕利きの中川会長は当然、取引で見返りを期待している。緊急事態宣言をできるだけ続け、経済を犠牲にして個人病院を救う、という見返りである。
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先月7日、1都3県などで緊急事態宣言が再び出される際、西村康稔経済再生担当相は、解除の判断基準は「東京なら1日の新規感染者が500人まで低下すること」と明言した。それから約40日、今月12日に総理官邸で開かれた新型コロナウイルス対策本部の結論は、10都府県すべてで解除見送り、であった。...