橋本聖子新会長「セクハラ問題」 高橋選手に被害意識がなくてもセクハラ成立の可能性あり 弁護士の見解は
「パワハラ」という解釈も成り立つ立場
東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に橋本聖子参議院議員が選出された。前任、森喜朗氏の問題視された発言の性質から、「次は女性がいい」という声は当初から強く、早くから名前もあがっていたので、その点では意外性はないだろう。
ただし、選出前から、そして選出後も消えないのが「セクハラ」問題である。
2014年開催のソチ五輪閉会式後のパーティーで橋本氏が男子フィギュアスケートのスター、高橋大輔選手に無理やりキスをした、セクハラだ――「週刊文春」が報じたこの一件は、生々しい現場写真が添えられていたこともあり、大きな話題となった。...