テキヤの親分が語る「初詣は商売成立せず、花見も花火も絶望的、地方に出かけても望み薄」

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一番の稼ぎ時が…

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、国民の日常生活や企業の経済活動などが制限されて1年以上となる。それは、初詣や花見、夏祭りなどの会場に露店を出して商売をしているテキヤも直撃し、彼らは苦境に立たされているという。暴力団の動向に詳しいノンフィクションライターの尾島正洋氏がレポートする。

 定番のお好み焼きや綿菓子などの露店は初詣スポットに賑わいを添えているが、首都圏で幅広くテキヤの商売をしている指定暴力団幹部は、「今回の初詣は全くダメだった。...

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