“ペンギン投法”の元ヤクルト安田猛さんが死去 田淵幸一との深すぎる因縁とは
“王貞治キラー”
1970年代から80年代にかけてヤクルトのエース左腕として活躍した安田猛さんが、73歳で亡くなった。2017年にステージ4のスキルス性胃がんであることが判明し、余命1年と宣告されたが、「気力で絶対に負けない」と、東京で抗がん剤治療を受ける合間を縫って、母校・小倉高で後輩たちの指導を続けていたという。
現役時代の安田さんは、173センチ、72キロと投手としては小柄ながら、短い手足を駆使した独特の“ペンギン投法”から、“パラシュートボール”と呼ばれるチェンジアップの変形など、多彩な変化球を繰り出し、通算93勝17セーブを記録。...