菅田将暉&有村架純「花束みたいな恋をした」 ハンカチ片手の観客への違和感

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現在公開中「花束みたいな恋をした」★☆☆☆☆(星1つ)

「鬼滅」「プペル」とアニメばかりが注目される昨今の邦画界にあって「花束みたいな恋をした」は、久しぶりの実写ビッグタイトルである。今をときめく菅田将暉と有村架純がダブル主演を務め、脚本は「東京ラブストーリー」(1991)「カルテット」(2017)などヒットドラマを手がけた坂元裕二だ。

 京王線の明大前駅で、山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)のふたりの大学生が、終電を逃したところから物語ははじまる。同じく終電を逃した男女を交え、初対面の計四人が、ラウンジ・バー(?)みたいな店で飲み始める。...

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