「八代亜紀」「川中美幸」が明かすコロナ禍のディナーショー事情
歌を生業にするスターたちにとって、ディナーショーは晴れ舞台だが、この1年は自粛の嵐が吹き荒れた。なんとか歌を届けたい。その一念でマイクを握った歌手たちが、コロナ禍の日々を赤裸々に明かす。
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「実は歌っていてもお客さんの表情はよく見える。昨年は全員マスク姿だったから、不思議な感覚でしたね」
そう話すのは、歌手の八代亜紀である。
「普段のディナーショーでは、『雨の慕情』や『舟唄』といったヒットソングの合間にジャズやロックにアレンジした曲を入れて、お客さんが盛り上がる。...