佐々木希が「にじいろカルテ」で好演 演技が上手くなって思い出す「モデル出身女優」
「女優開眼」の声
佐々木希(33)がテレビドラマに登場し、話題になっている。夫・渡部建(48)の不倫問題では大騒動に巻き込まれた。辛い経験を経ての女優開眼──「艱難(かんなん)汝を玉にす」という諺を思い出す展開なのだ。
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話題になったドラマは2本。2月5日に放送された「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」(テレビ東京系列・金・24:12)と、11日の「にじいろカルテ」(テレビ朝日系列・木・21:00)だ。
民放キー局で番組制作に携わる関係者は、「佐々木さんの演技が、いきなり上達していたのには驚きました」と話す。
「昔は『顔はかわいいけど、演技は棒』とテレビ業界でも陰口をたたかれていました。もちろん視聴者も同じ感想だったようで、例えばTwitterに『佐々木希 大根』と検索すると、たくさんの感想が表示されます」
佐々木は前記の2作品で、脇役での出演となった。一部のネットメディアは「とにかく取れる仕事を入れている」と報じたが、実情は異なるようだ。
「佐々木さんの所属事務所はトップコートです。旧渡辺プロダクション創設者である渡辺晋さん(1927~1987)の次女が社長で、彼女と木村佳乃さん(44)が佐々木さんを可愛がっています。
佐々木さんは演技が上手でなくても、実は女優としての未来は保証されていました。ところが今回の2作品で、急に演技が上達したわけです。だからテレビ業界でも話題になっているのです」(同)
“大根”の過去
ドラマを見たテレビ担当記者も、「ドラマ全体の雰囲気に溶け込んでいるのが印象に残りました」と指摘する。
「『バイプレイヤーズ』は女優の佐々木希本人という役どころで、更にドラマの中のドラマで殺人鬼の役を演じていました。
“素の自分”を演技で表現し、更に“自分が演じている殺人鬼”も演じなければならないという難しい役でしたが、リアリティは充分だったと思います。
『にじいろカルテ』では、医師を演じる井浦新さん(46)の、死亡した妻の役を担当しました。農作業を趣味とする明るい妻を、こちらもナチュラルに演じていました。
畑で野菜を収穫する場面では、作業服姿で登場し、驚いた視聴者も多かったようです。Instagramでも写真が公開され、高評価だったと報じたメディアもありました」
それにしても、かつて評価が低かった演技が、急に上達したりするものなのだろうか。
「謎を解く鍵は、井川遥さん(44)です。彼女も昔は演技が下手だと批判されていましたが、ドラマ出演を重ねるごとにめきめき上手くなっていきました。
井川さんと佐々木さんが共通するのは、モデルの仕事をしていたことです。実はモデルと女優は似ているようで全く異なる仕事なのです」(前出の関係者)
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