京都・醍醐寺が「仏像搭載」の衛星「宇宙寺院」を打ち上げへ 祈願をメモリーに保管、衛星に格納することも可能
ロケットで宇宙に散骨する宇宙葬が一時期話題になったが、ついに宇宙寺院まで……。
豊臣秀吉が盛大な花見の宴を催したことで知られる京都の真言宗醍醐寺。この名刹がベンチャー企業「テラスペース」とともに2年後、人工衛星を打ち上げる。内部に小さな本尊や曼荼羅を備えた“寺(テラ)衛星”だ。
テラスペースを設立した京都府のIT企業、カゴヤ・ホールディングスの北川貞大代表取締役によると、
「一昨年の夏ごろ、弊社が宇宙ビジネスへの進出を考えていた折、サーバーをご利用いただくなどお付き合いのあった醍醐寺さんから“国境を超えた祈りを届けたい”との話を伺いました。...