「ウチのガヤがすみません!」は深夜で驚異の占拠率 秋にはゴールデン昇格の声も

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番宣ナンバーワン

 出演したゲストからの評価も良く、近年は大物からの“逆オファー”も相次いでいるそうだ。

「新しい日テレのドラマや新作映画のプロモーションが控えている役者さんにとって、『番宣で出演したい番組ナンバーワン』だと聞いています。

 ブレイク前の芸人が必死にゲストを“おもてなし”するところもいいですが、やはりヒロミさんと後藤さんの功績が大です。特にガヤ芸人に対する愛にあふれたイジりは出色でしょう」(同)

 日本テレビ局内では、往年の情報番組「ラジかるッ」(2006〜09年)の魅力を思い出すという声もあるという。

「『ラジかるッ』も、実は当時の若手芸人を相当数、ブレイクさせたのです。タカアンドトシ、博多華丸・大吉、NON STYLE、ハマカーン、ザ・たっちという具合です。

 芸人だけでなく、西川史子(49)、優木まおみ(40)、小倉優子(37)、スザンヌ(34)と出演陣が豪華だったのは、売れる前から出演してもらっていたからです」(同)

法令遵守の壁!?

 これだけ占拠率が図抜けていると、どうしても「ゴールデン昇格」が取り沙汰されてしまう。ところがスタッフは及び腰というのだ。

「率直に言って、芸人さんのギャラは削りまくっていると思います。コンビで2万、ピンで1万5000円は当たり前で、番組で売れても据え置きでしょう。そのため、制作費を抑えることが可能です。

 局としては制作費が安い、占拠率が高いといいことずくめですから、早くゴールデンに昇格させたいわけです。

 そこで16日のSP版放送ということになったわけですが、スタッフは嬉しさ半分、緊張半分というのが本音のようです。

 何しろ深夜はコンプライアンスが緩いので、のびのびやれる。何かしでかすとすぐに批判されるゴールデンでは安心して番組が作れないという不安もあるようです」(同)

 とはいえゴールデンなので、ゲストも豪華だ。番組公式Twitterには北川景子(34)、中村倫也(34)、森七菜(19)、そしてヒップホップユニットのCreepy Nutsと、サンドウィッチマンといった名前がツイートされている。

 また午後11時59分からの“通常版”も放送される。これも珍しいと言えるのかもしれない。

デイリー新潮取材班

2021年2月16日掲載

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