日テレ「藤井貴彦アナ」、人気急上昇でスカウトしたいライバル局 起用したい番組は?

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禁じ手をもう一度?

 当然、彼を欲しいと思うテレビ局は多いはずだ。

「目下、テレ朝は看板の『報道ステーション』が心配のタネです。テレ朝は前身の『ニュースステーション』の久米宏アナに始まり、『報ステ』では古舘伊知郎アナとフリーアナを使ってきました。16年4月、古舘アナからバトンを渡されたのが、若くて清潔なイメージで女性人気も高かった局アナの富川悠太アナでした」

 だが、昨年4月、富川アナはコロナに感染した。

「本人に責任はありませんが、感染直後の対応がマズかった。“ジャーナリストとして、どうなのか?”といった声も出ました。その影響で人気も落ち、代役として登場した小木逸平アナが、今では月~水曜のMCを務めています」

 小木アナは日曜版の「サンデーステーション」のMCも務めている。

「彼はこの1年でドッと老け込んだという声も聞きます。労働時間が長いと心配されているようです。ただ、彼は線が細く、正直言って華がない。『報ステ』では徳永有美アナ(45)も人気ですが、4月には『ワールドビジネスサテライト(WBS)』(テレビ東京)が10時スタート繰り上げられ、テレ東No.1の大江麻理子アナ(42)がやってくる。テレ朝には焦りがあるわけです。また、看板番組のメインは男性キャスターを顔にしたいという思いもあるそうで、そこで藤井アナをスカウトして、『報ステ』のMCに……という話が出ているそうです」

 藤井くんが欲しい!と言ったところで、そうそう上手くいくものだろうか。

「羽鳥アナの前例がありますからね。彼は11年3月31日を以て日テレを退社しますが、当日まで『ズームイン!!SUPER』の司会を務めていました。そして4日後の4月4日、テレ朝の『モーニングバード』の司会として登場しました。羽鳥アナは『ズームイン』で持っていた視聴者を、そのままテレ朝に持ち込むことに成功しました。後継番組である『羽鳥慎一モーニングショー』は朝の情報番組では断トツの強さを見せつけています」

 当時は「禁じ手」とも呼ばれた番組移籍だったが、夢よもう一度ということなのだろうか。

デイリー新潮取材班

2021年2月14日掲載

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