霊視が売り物「シークエンスはやとも」の危うさ 宜保愛子、細木数子の失敗を忘れたか

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 シークエンスはやとも(29)というピン芸人をテレビ番組でよく見掛けるようになった。売り物は霊視。人に取り憑いている霊が見えるという。世にも稀な能力に恵まれた御仁というわけだが、それを放送することは日本民間放送連盟(民放連)の定めている放送基準に反する疑いがあるのではないか。

 毎日放送OBで同志社女子大学学芸学部メディア創造学科の影山貴彦教授はテレビが霊の存在や霊視を放送することを憂慮する。

「芸人であるシークエンスさんは自分の知名度を上げ、活躍の場を広げたいだけで、悪意はないのでしょうが、それを放送するとなると話は別です。...

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