キンコン西野、蓮舫「正義のつもりがブーメラン」の教訓
“注意”は難しい
「注意は、相手を思い、相手の感情を斟酌(しんしゃく)しながら、どう言えば受け入れてくれるか、TPOまで考えてするものである。基本的に相手の思考パターン、感情のツボなどを考慮しながら、脳をフルに使って行う。当然、感情のおもむくまま、気の向くままにやっていては、相手の心には届かない。演出の意識が必要になる」
これは先月発売された『あなたはなぜ誤解されるのか―「私」を演出する技術―』という本の一節。著者の竹内一郎さんは劇作家、演出家でミリオンセラー『人は見た目が9割』でも知られる。...