事件現場清掃人は見た 10円カミソリで自殺した「60代男性」が娘に遺した哀しい一言
自殺や孤独死で遺体が長く放置された部屋は死者の痕跡が残り、悲惨な状態になる。それを原状回復させるのが、特殊清掃人と呼ばれる人たちだ。2002年からこの仕事に従事し、昨年『事件現場清掃人 死と生を看取る者』(飛鳥新社)を出版した高江洲(たかえす)敦氏に、自宅の風呂場で自殺した男性のケースについて聞いた。
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高江洲氏が請け負う特殊清掃の仕事のうち、約3割は自殺による原状回復だという。孤独死に比べ、自殺によって亡くなった人は発見されるのが早い。...