白い恋人、萩の月、東京ばな奈…コロナで苦境に陥る「お土産」お菓子の生き残り策は?

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 1月8日に発令された緊急事態宣言は、3月7日まで延長されることが決まった。コロナ禍をうけての旅行・出張自粛は、まだ続くことになりそうだ。長引く「お土産」需要の減に、各社はどう、立ち向かっているのか――。

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 先月中旬、静岡・浜松の定番お土産「うなぎパイ」(春華堂)の減産が報じられた。当初は前年比で5割減としていたが、のちに4割減へと“下方修正”。工場や直営店舗の営業日を減らし対応するという。

「うなぎパイ」と同様、北海道の「白い恋人」(石屋製菓)も、昨年は一時的に生産ラインを停止。...

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