著名人の「コロナはただの風邪じゃない」告白続く 「罹患者」が明かす「私の症状と後遺症」
不思議な感じ
まず、23歳独身・アパレル会社勤務の女性です。
「私は8月に濃厚接触者っていう連絡が保健所から来てすぐにPCR検査したら陽性反応が出ました。一人暮らしだったので自宅に2週間篭りきりでしたね。でも、症状らしきものはまったく出ないし、退屈といったらいけないんですけど何も出来ない2週間でした。食事はレトルト食品とかを送ってもらいました。でもその受け渡しも宅配の人としちゃいけないと思って“玄関の前に置いといてください”と言って、気配がないのを確認して部屋に引き入れるって感じでしたね。正直もうレトルト食品のお粥とかは見たくもないですね。後遺症? まったくありません。症状も出てないのに後遺症だけ出る人はいるんですかね?」
同様に一人暮らしで、無症状、無後遺症の例です。
「自分は7月に結構密に接していた仕事関係の人がコロナに罹ったと聞いて、すぐにPCR検査をしたら陽性反応が出ました。一応、周りには伝えまして、それから10日間自宅療養しました。一人暮らしですし万が一に備えて食料も置いといたのでただただ家に篭ってました。症状はまったく出なかったですし、後遺症も当然まったくありません。何もないのに自由に動けないという経験は初めてだったので、不思議な感じでしたね」(28歳独身男性・芸能事務所勤務)
ある日突然
続いて、「症状あり、後遺症経験者」になります。
「自分は1度目の緊急事態宣言明けに旅行に行った時に罹ったんだと思います。というのはいつかかったかがはっきりしなくて、旅行中なのかその前なのか……。ただ、逆算すると旅行なのかなと。症状は嗅覚障害と味覚障害と微熱でしたね。症状が出てすぐに保健所に問い合わせてPCR検査を受けたら予想通り陽性で、一人暮らしと伝えると自宅療養をするように指示されました。毎朝自宅電話に在宅確認の連絡が入るという日々が10日続きましたね。そして抗体検査を受けて陽性になったので日常生活に戻った感じです。後遺症は1ヶ月くらい嗅覚障害が残りました。ただ、ある日突然もとに戻ったのでびっくりしました。徐々に……とかだと思っていたので」(38歳独身男性・不動産会社勤務)
そして、感染経路に「え?」、その後の行動に「えぇ?」な例です。
「罹った原因ははっきりしています。クラブで盛り上がって、一緒にいた女の子とキスしちゃったんです、それ以外考えられません。その子は同い年で症状が出てPCR検査したら陽性だったっていう連絡が来たので、自分も検査してみたら陽性でした。ただ、私はまったく症状が出なかったので普通に生活してました。マスクをしたり会話をあんまりしなかったりはしたけど、お金が続かないのでこっそり働いていました。抗体検査はしてません。だってもう2ヶ月以上経ってるし必要ないですよね?」(21歳独身女性・飲食店勤務)
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