納得いかない落選で高野連を提訴、ニセ電話事件…選抜高校野球を巡る“三大事件簿”とは

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 今年で第93回を迎える選抜高校野球。過去には出場校の選考結果をめぐる裁判沙汰やニセ電話事件など、グラウンド外の騒動も起きている。そんな“裏センバツ史”とも言うべき三大事件を紹介する。

 代表に選ばれてもおかしくない成績を残したにもかかわらず、まさかの落選に納得できず、訴訟を起こしたのが、1970年の帝京商工(現帝京大高)だ。前年秋の東京大会で準優勝した帝京商工は、決勝戦も日大三と延長12回、1対2とほぼ互角に渡り合い、悲願の甲子園初出場は確実と思われた。...

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