亀梨「レッドアイズ」の初回視聴率にザワついた日テレ あのドラマを真似て大成功!
亀梨の男性人気
SNSでも、一昨年に放送された「ボイス 110緊急指令室」(日テレ)もそっくりだという声が少なくない。
「19年7月期に、同じ土曜ドラマ枠で放送された『ボイス』と似ています。唐沢寿明扮する神奈川県警の敏腕刑事が、3年前に妻(菊池桃子)が暴漢に殺害されたことで、自暴自棄になっていた。そんな時、新設された緊急指令室(ECU)に配属され、被害者からの110番通報に迅速に対応しつつ、自身も妻を殺した真犯人を追うというストーリーでした」
放送枠が同じなら、主人公が3年前に愛する人を失うこと、神奈川県警の新設部署に配属されることなど設定も同じ。
「キム兄(木村祐一)は両方に出演していますしね。この2つのドラマは、チーフプロデューサーとプロデューサーが同じなんです」
だからといって、「ボイス」を真似るわけにはいかないらしい。
「そもそも『ボイス』は韓国ドラマ『Voice(ボイス~112の奇跡~)』のリメイクです。パクったりしたら、トンデモないことになりますから」
フジの「絶対零度」とも似ているという指摘についてはどうか。
「『絶対零度』の舞台は警視庁ですが、やはり主人公が新設部署で力を発揮するというものでした。こちらの脚本には、『ボイス』を担当した浜田秀哉さんや、『レッドアイズ』を担当している酒井雅秋さんがいるんです。もちろん、『レッドアイズ』はオリジナル脚本です」
ともあれ、「レッドアイズ」は「ボイス」とこんなところも似ているとか。
「『ボイス』の初回視聴率は12・6%と、『レッドアイズ』の12・4%とほぼ一緒です。亀梨はいまや国民的俳優と言っていい唐沢さんと匹敵する役者になったということですかね」
KAT-TUNファンだけでは、こんなに数字は上がらない。
「いえ、むしろ、初回の個人視聴率はF3層(50歳以上の女性)が12・1%、M3層(50歳以上の男性)が7・0%と高年齢層が高かったんです。亀梨は『Going! Sports&News』(日テレ)で、野球のレギュラーコーナーを持つほどの野球好きで知られていますから、意外に男性視聴者からも親近感を持たれているんです。今回、若いM2層とF2層(35歳~49歳の男女)は特番の『すべらない話』に流れてしまいましたが、2話目以降はさらに期待できると思います」
「ボイス」の場合、初回視聴率を超えたのは最終回だけだったが、「レッドアイズ」はまだまだ伸びしろがあるようだ。
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