「講談社元編集次長・妻殺害事件」 “無罪”を信じて帰りを待つ「会社」の異例の対応

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「事件現場」に住み続ける一家

 東京・文京区の自宅で妻を殺害したとして、殺人罪に問われている講談社元編集次長・朴鐘顕被告(45)の控訴審判決が、1月29日に東京高等裁判所で下される。一審は懲役11年の有罪判決だったが、朴被告は「殺していない。妻は自殺だった」と控訴していた。無罪を訴え続ける彼を支えているのが、残された「家族」と「会社」である。発生から4年半。大きな節目を迎える事件を改めて取材した。

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 細い道が入り組んだ住宅街の一角に「現場」はある。
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