「瑛人」母が明かす息子の“過労ダウン” アルバム名に込められた意味とは
ごく普通の若者から一躍スターダムへと駆け上がった瑛人(えいと)(23)。NHK紅白歌合戦で「香水」を披露した翌日、元日にファーストアルバムをリリースした。その名も「すっからかん」。いったい、どういう意味?
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昨年の「香水」の爆発的ヒットにプレッシャーを感じ、“もうヒット曲は出せません”とカミングアウトしたのではあるまいか――。
紅白歌手に対して失礼ではあるが、そんな疑念を抱かせるアルバムのタイトルである。おまけに、瑛人を含む息子3人を細腕一つで育てた母親(50)曰く、
「疲れや寝不足のせいか、お正月のあいだは顔が腫れちゃって外出できない状態でした。アトピーも発症してしまったりして……」
というから、“香水フィーバー”と過密スケジュールがよほど身体にこたえたとみえる。スポーツ紙の芸能担当記者によると、
「正月休みが明け、瑛人は7日に日テレの『スッキリ』で生歌を披露し、11日には配信ライブイベントにも出演。紅白出場のご祝儀が加わり、ほかにいくつもラジオ出演をこなしています。いま、大忙しですよ」
そんなフィーバー継続状態だからこそ、
「瑛人が、自身初のアルバムを『すっからかん』と命名した理由がファンの話題になっています。まさか、アルバムで“一発屋宣言”したのか、なんてね」
エイトがゼロに
芸能担当記者が続ける。
「10日に放送された『情熱大陸』(TBS系)で、瑛人は“ずっと楽しく音楽を続けていれば、一発屋と言われても『すごいべ?』と言える自信がある”と話していました。だから、すっからかんは一発屋宣言とは違うのでしょう」
音楽評論家の富澤一誠氏に聞くと、
「今後、彼の評価は香水が基準となりますが、香水を超えるヒット曲を作るのは至難の業。いまは初打席でいきなりホームランを放ち、第2打席でも連続本塁打を狙っている状態です。しかし、高望みせず、着実にシングルヒットを心掛けるべき。そうすれば三振は防げるのではないでしょうか」
コカ・コーラのCMなどで瑛人とコラボした、歌手のAI(39)はこう語る。
「彼がずっと一生懸命やっていればファンの人たちはずっと好きでいると思うし、一発屋かどうかは誰にも分からないこと。それより、私は、彼のような優しさが聴衆に伝わる歌手はなかなかいないと思っています」
そんな歌い手でも、才能が枯渇したり運が尽きれば、いつしか忘れ去られるのが世間というもの。
「だからというわけではないでしょうが」
と音楽業界関係者が言う。
「彼は、ファーストアルバム兼ラストアルバムのつもりで作ったそうです。所属事務所の“アーティストが亡くなる前に手にするのはファーストアルバムだ”との助言もあって、現在の彼の感情をすべて詰め込んだ。“これでもう、エイトがゼロになる”という思いが込められているから“すっからかん”なのだとか」
アルバム名には、常にそのスタンスで作品に臨む意思が込められていたわけだ。意気やよし。だがくれぐれも、過労でダウンの事態を避け、体力がすっからかんにならぬよう気をつけて。