菅首相に欠けているものは立場にふさわしい「振る舞い」だ 首相の言葉が響かない理由
政治家にとって言葉は“命”だが…
発足直後の高支持率はどこへやら、菅内閣の支持率低下に歯止めがかからない。言うまでもなく、新型コロナの感染拡大の影響が大きいが、それに加えて首相の発信力、コミュニケーション能力への厳しい論調も目立つ。
たとえば昨年12月、単独インタビューを行った「news zero」の有働由美子キャスターは、取材直後の感想として「(国民に)届く言葉はなかった」と述べている。
裏番組、「news23」の小川彩佳キャスターもインタビューをして同様の感想を抱いたようで、「私たちが今、求める言葉と総理が語る言葉のズレを感じるようなシーンも少なくなかった」とコメント。...