モデルで社会活動家「ラブリ」、知人女性へのわいせつ容疑・書類送検 「私はこう思う」

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 モデルでインフルエンサーとしても活動するラブリから、性被害を受けた女性の告白記事を週刊文春が報じた。世間はこの一件をどう見たのか? 徳光正行がレポートする。

 いやはやなんかとんでもないニュースが飛び込んできましたね。

《「社会派インフルエンサーモデル、ラブリ(31)に襲われた」 被害女性が告発》という文春オンラインの記事です。

《モデル活動をしながら、選挙の投票の呼びかけや動物愛護活動についてSNSで発信し、インスタグラムで約50万人のフォロワーを持つ“社会派インフルエンサー”のラブリ(31)。彼女から性被害を受けたと刑事告訴している女性が、「週刊文春」の取材に応じ、経緯を語った》とリードにあります。

 女性同士というのはこうやって報道されることはまずありませんし、ラブリさんは既婚者でお子さんもいらっしゃるといいます。

「なんだそれ?」と急いで週刊文春を購入し拝読いたしますと、この私ですら目を覆いたくなるような行為について書かれておりました。

 ラブリさんの熱い思いを汲んで一緒にオンラインサロンを立ち上げる予定だった女性に対し、旅先である和歌山・白浜町の外資系ホテルの一室でみだらな行為を強要したとのことが書かれておりました。2019年5月のことです。

 またその内容がなかなかえぐいものでありました。

 記事の通りならば告発女性はさぞかし恐ろしかったことでしょう。

 事実、当該女性はこの件が原因で医師から重度のPTSDとの診断を受け、同年8月、和歌山県警白浜署に刑事告訴。

 そして白浜署は、20年3月にラブリさんをこの女性に対する強制わいせつの疑いで書類送検。当のラブリさんはちょうどその頃、インスタグラムにこんな投稿をされています。

もう1つのインスタに

「卑怯な手を使ってまで相手の社会を壊すことを私はしない。他人の社会とその後ろにある大切にしてきたものを壊してまで満たされたい自己の感情に純粋な言葉は見つからない。あなたが壊そうとしているもの、それは私が純粋に向き合い大切にしてきた場所だ。卑怯な手を使って壊した以上、何と言おうと以降の言葉のどこにも信じれるものはない(以下略)」

 振り返ってみて、相手の女性に対して憤懣やるかたないという心境の吐露だったのでしょうね。

 真実はどこに? と思いますし、書類送検と一口に言っても、TOKIOの山口達也メンバーの強制わいせつのように逮捕寸前だったレベルもあり、判然としないところも多々ありますが、2人の女性間で“揉め事の類”があったのは察せられます。

 そのように感じさせるのが、ラブリさんのもう1つのインスタの存在です。

 それは画像というよりはむしろ文字がメインで、詩作のようなものが並んでいます。

 問題の白浜の一件の1年ほど前には、

「そのままでいいと言えてしまうんだ/ほら、あなたは笑ってみてる/そのままでいいと言えてしまうんだ/十分、伝えすぎたね」

 などとありまして、ここでは紹介しませんけれどそれ以前の記述を見ますと、リアルか否かは別にしまして、“恋”の存在を十分に感じさせます。

 そして問題の白浜の一件と同じ5月には、女性同士が手を合わせていると思われる写真があり、

「また明日も会えるみたいに今日を過ごして/また明日も会えるみたいに今日を過ごした/また明日も抱きしめるみたいに今日を愛して、愛した」

 と綴られています。

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