「医療崩壊は回避できる!」「神の手」外科医が訴える「医療オールジャパン体制の構築を」
「炎上リスク」を負って提言
医療崩壊が連日報じられた挙句、緊急事態宣言が出された日本。が、東京慈恵会医科大学で対コロナ院長特別補佐を務める大木隆生氏は「医療崩壊はしていない」と断言する。炎上リスクを覚悟の上で、現場を知る名医が行う提言とは。
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新型コロナウイルスの感染「第3波」を受けて政府は7日に緊急事態宣言を再発令し、対象地域も、当初の首都圏4都県に大阪、愛知、福岡などを加え計11都府県に拡大された。
もっとも共同通信の世論調査では、この再発出のタイミングが「適切だった」という答えが13・5%、「遅すぎた」が79・2%におよんだ。...