田原総一朗、「朝生」OA中に熟睡で放送事故寸前 本人は「死ぬまでやるつもり」
田原総一朗氏(86)は、「朝まで生テレビ!」への愛情を込めて“収録中に死にたい”とおっしゃってきた。だが、正月早々、まさか!という事態に……。
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今年初のテレ朝「朝生」のテーマは、「ド~する?!新型コロナと2021日本」。医療崩壊や東京五輪に関する議論が交わされたが、
「番組後半で“放送事故”寸前の場面がありました。実は田原さんが寝てしまったのです。元旦スペシャルだったので通常より2時間以上長く、午前0時半から5時50分の長丁場。体力的に厳しかったのでは」
と語る番組関係者が“そのとき”を振り返る。
「ちょうど、視聴者から届いたFAXやメールを紹介しているときでした。腕を組んだ田原さんの目が閉じ、“機能停止”したんです。午前5時ごろから実に約20分、田原さんの司会なしで番組が進む異常事態でした」
それを察知したサブMCの渡辺宜嗣キャスターが、
「機転を利かせてパネリストの話を回し、なんとか乗り切りました。カメラスタッフも、田原さんの姿が放送に乗らないよう苦労したんです。冷や冷やものでしたよ。ようやく目覚めた田原さんは、何事もなかったように論戦に割って入りましたけど」
考え込んでいた
番組関係者が続ける。
「田原さんと長年共演する出演者は“OA中にウトウトすることはあったけど、さすがにマジ寝は初めて見た”と驚いていました。ほかは“田原総一朗ついに昇天か、と思った”なんて笑っているのもいましたね」
この“昇天”とは、3年前、「サンデー毎日」誌上で田原氏が作詞家・阿木燿子氏と対談した際に、
「できればこの番組の収録の最中に、あれッ田原さん、静かになったな、と思ったら死んでた、というのが理想なんですけどね」
と話したのが元ネタ。いずれにせよ、“朝まで生熟睡”は共演者や番組スタッフのフォローで事なきをえたわけだが、テレビ朝日の広報部によると、
「田原氏は目をつぶって考えることはありますが寝てはおりません」
ならば、出演陣はどう見ていたのだろうか。
「たしかに腕を組んで目をつぶってはいた。だがそのあとで会話に参加したので、寝ているとは思わなかった」(武見敬三参院議員)
「舟を漕いでいるようにも見えた時間があったが、沈思黙考と見た。他の時間は、いつも通り鋭い司会ぶりでした」(元JOC国際業務部参与の春日良一氏)
「放送が相当長かったので、実は私も、眠くて意識が飛びそうになった時間帯はありました」(国際政治学者の三浦瑠麗氏)
では、田原さん。あなたに聞きたい!
「寝てないですよ。『朝生』は面白い番組。興奮するんだもん。まったく眠くなんてならない。たぶん、誰かしらの話を聞いて考え込んでいたんじゃないかな」
失礼ながら、体力の問題を指摘する向きもあるが?
「テレビ朝日がどう思っているかは分からないけど、僕は、いまは後継者を誰にするかも考えていない。死ぬまでやるつもりです」
さすがの情熱。でも、周りが心配するから、長考に入るときの姿勢は変えるべきかもしれません。