菅野美穂がバラエティで「暴走3連発」 お笑い好きの本領発揮でCM契約殺到の予感

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

育休後の大爆発

 とはいえ、菅野が「今さらバラエティ番組で頑張る必要など全くない」(山田氏)ほど、公私共に充実していることは間違いない。

 女優として高い人気を誇っているにもかかわらず、あの“大爆発”は起きた。一体、何があったのだろうか。

 堺が大河ドラマ「真田丸」(NHK総合など:2016年)に出演していた頃、山田氏は偶然、菅野が店舗でりんごを購入している姿を目撃したという。

「ドラマの舞台となった長野県の上田地方で作られている、ちょっとした名物のものでした。多分、菅野さんはご主人のため、それも差し入れか何かに使おうと購入しておられたようです。そのイメージが鮮烈だったので、管野さんは家庭に入られるのかなと思っていたこともありました」

 だが、堺が「半沢直樹」のセカンドシーズン(TBS系列:2020年)を大成功させると、今度は菅野がテレビ界に復活した。

「育児で仕事をお休みされている間、たまりにたまっていたものが大爆発したような印象を受けましたね。あくまで女優が本業ですから、変顔や一発芸に挑戦しようが、痛々しさは全くありません。視聴者は安心して笑うことができます。菅野さん本人の好感度だけでなく、堺さんの好感度も一緒に押し上げたのではないでしょうか」

CM女王の座

 この“バラエティ効果”が菅野にどのような影響を与えるのか、山田氏は「テレビCMの依頼が殺到するかもしれません」と指摘する。

「企業というのは芸能界をよく見ていて、バラエティ番組で活躍すると、視聴者の好感度が上がることを知っています。芸人さんだけでなく、俳優さんでもミュージシャンでも同じです。管野さんは今回、バラエティ番組で100点満点の活躍でした。これに着目する企業は、少なくないと思います」

 ちなみに日本モニターの「タレントCM起用社数ランキング」によると、菅野は2009年に契約10社で3位にランクインしていた。

 今回の活躍で、菅野が今後、「CM女王」の座を射止める可能性も出てきた。

週刊新潮WEB取材班

2021年1月18日掲載

前へ 1 2 3 次へ

[3/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。