菅野美穂がバラエティで「暴走3連発」 お笑い好きの本領発揮でCM契約殺到の予感
感動の名場面も
13日の「今夜くらべてみました」(水・21:00)では、菅野が相当なお笑い好きという素顔に焦点を当てた。
冒頭で数年前に共演して以来のファンだというピン芸人の永野(46)と、ネタ「ラッセン」を披露。
トークではお笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰(41)を「2000年代の自身の支え」と振り返った。何しろ日テレで春日がトイレに入ったのを目撃すると、「トイレで出待ち」したほどのファンだという。
最後は菅野がファンと発言したことで、数奇な人生を歩むことになったお笑いコンビ「マッチポンプ」が紹介された。
全く売れないコンビだったのだが、菅野が「笑っていいとも!」(フジテレビ系列・1982〜2014年)でファンと発言したのだ。
すると人気が急上昇。もっとも、芸人としての実力を伴わない“バブル人気”だったため、あっという間に弾けてしまう。
心が折れた2人はコンビを解散し、酒に溺れるなど荒んだ生活を送る。だが、菅野が再びテレビで「マッチポンプが解散した」と口にしたことを見て、「自分たちのことを、ここまで気にかけてくれていたのか」と心を入れ替えた。
彼女の言葉を支えに心機一転の出直しを図った。就職活動を始めるなど、2人が徐々に立ち直っていく姿がVTRで紹介されると、菅野は感極まって涙を流す。最後は2人がスタジオに登場し、“一夜限りの再結成”でネタを披露して大団円となった。
バラエティと俳優の関係
3番組とも、Twitterのホットワードになるなど、非常に好評だった。放送作家の山田美保子氏も「どれも面白かったですが、一番驚いたのは、やっぱり『今夜くらべてみました』でした」と振り返る。
「バラエティ番組と相性のいい女優さんであることも、お笑いがお好きなことも知っていました。でも、あれほどクセの強い芸人が好きだとは思いませんでした。ご主人の堺雅人さん(47)も、東京03のライブは必ず見に行かれることを公言しています。ひょっとすると、ご夫婦で好きなのかもしれません」
俳優がバラエティ番組に出演する場合、ドラマの番宣を兼ねていることが多い。その場合、ドラマにとってプラスになるばかりではない。ご本人にもメリットが生まれるケースもある。
「バラエティ番組に出演した俳優さんが、素のキャラで視聴者に好感を持たれると、人気の幅が広がるんです。偶然ですが、菅野さんとドラマで共演している浜辺美波さんも、バラエティ番組と相性の良い女優さんです。特別に面白いことを話すわけではないんですが、魅力的な人なんですね。明石家さんまさん(65)が絶賛しています」
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