「菊川怜」表舞台から消えても富豪 夫の資産は300億円以上

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 2020年芸能界の大きな話題のひとつは、オスカープロモーションの凋落。米倉涼子はじめ多くのタレントが「沈みゆく船」を去っていったが、残ってもご満悦なのが、菊川怜(42)だ。17年に結婚した実業家の夫の事業は順風満帆。資産は300億円を超えている。

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 表舞台からはとんとご無沙汰している菊川。それもそのはずで、19年に第1子を出産し、今は子育てに集中というところだろう。

 他方、「クックパッド」元社長などの経歴を持つカリスマ経営者・穐田誉輝(あきたよしてる)氏(51)は、一般には、菊川の夫君、そして結婚当初、婚外子の存在を暴かれた「艶福家」としても知られるが、投資の世界では著名人の一人である。

 現在、マザーズ上場の「くふうカンパニー」の筆頭株主、東証1部上場の「LITALICO」の大株主であり、両社の12月18日時点での株価と、彼の取得株数を掛けると、その価値はざっと135億円。更には、

「20年6月、穐田さんは、自分が代表の『ロコガイド』社を東証マザーズに上場させました。注目の上場で、株価は高値を付けました」(さる個人投資家)

 同社は「トクバイ」という、webの買い物情報アプリを運営している。穐田氏は70%を保有する筆頭株主で、12月18日時点での同社の株価を掛けると約210億円。3社合わせて資産は300億円を優に超えるのだ。

 もちろんこれは株の保有額に過ぎず、上がり下がりは相場の常。しかし彼は、きちんと実利も手に入れている。

 10月には、彼が保有比率第2位の株主だった「カラダノート」社がマザーズに上場。すると、即、大量に放出し、2週間で約17億円を手にしているのである。

「もともと4千万円の出資額でしたから濡れ手で粟ですよね。しかし、彼が関係しているから、と投資していたトレーダーは、そりゃないぜと思ったことでしょう」(同)

 そんな、金にも女性にもドライな名経営者・穐田氏にコメントを求めたが、返信はなかった。

 株式評論家の坂本慎太郎氏によれば、

「スーパーのチラシの減少に伴い、『トクバイ』はコロナ後も伸びることが予想されます。事業家として、今後もしばらく安泰では」

週刊新潮 2020年12月31日・2021年1月7日号掲載

ワイド特集「角突き合いの女マタドール」より

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