石原さとみ、お相手は創価学会員ではなかった 現役信者が語る「非信者との結婚」体験
「創価」を知らない若者も増えてきた
このように、最近では珍しくないという、学会員と非信者の結婚。背景には何があるのだろうか。
「福子の中には、信仰心が薄い方も少なくありません。私は信仰が薄いわけでないと自負していますが、やっぱり相手に信者であることをそこまで求めない。そうした信仰の薄い福子の中には、結婚を機に信仰を捨てる人もいるでしょう。何をもって捨てるとするか。ひとつには、新居に本尊を持っていかないことです。仮に親に無理やり持たされても、こっそりとメルカリで売る。また『統監』という、いわば教団の住民票みたいな記録もあるのですが、それを新居に移さない人もいます。移してしまえば、その地区の学会員とつながりができてしまうからです」
そこには教団の存在感の低下もある。
「最近は創価学会のことをぜんぜん知らない、そもそも偏見ゼロという若い方も増えています。そうであれば、相手が信者でも気にしませんよね。最近は週刊誌を大きくにぎわせるような事件も起こしませんし、今年の駅伝で創価大が活躍した時も、ニュースのコメント欄で信仰について触れている意見は少なかった。他の大学と同じ扱いです。悪い噂が立たなくなってきたことは喜ばしいことでもありますが、若い世代に、創価学会の存在が知られなくなってきたことでもある。最近は信者数も減っていますしね……」
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