テコンドー協会内紛から1年 金原昇元会長は「協会に未練はない。今後は恋に生きる」

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棺桶に入るまで恋する男でありたい

 今は地元で、所有するアパート、マンション、ビルなどの不動産の賃貸業を営みながら、一道場主として子供たちに向き合う日々だ。

「事業は一時、建設業や自動車販売業など多角化し、250人くらい雇って大きくやっていましたが、今はこじんまりとやっています。フィリピンパブなどの飲食店は3、4店残して今も続けていますが、ちゃんとプロダクションを作って、女の子たちには正規のライセンスを取得させて出入国させてきました。もちろん、それでもオーバーステイで逃げてしまうような子たちが出てしまう大変な商売ですがね」

 コロナ禍で接客を伴う飲食業を続けていくことは大変だが、

「閉めることは考えていません。一生懸命働いて、国の家族に仕送りを続けている彼女たちのためにも、店は続けていきたい。世間的にはイメージが悪いのかもしれませんが、夜の遊び場として大事な場所でもありますからね」

 自身の“遊び心”も失わずに、生涯現役で生きたいと語る。

「協会を辞めて時間に余裕もできましたし、これからはもっと恋をしたいね。恋ってホカホカするじゃない。そりゃ口説いて、どうのこうのと問題を起こしてはいけないよ。けど、この娘、いいよなぁって、心があったかくなるあの瞬間って素晴らしいよね。奥さんのことはもちろん愛していますよ。でも、僕にとって、奥さんは天皇みたいな人。男は本能的に女性に興味を持つ生き物なんだから、理性で抑えるか飛び込むかの違いだけ。棺桶入るまで恋できる男でありたいね」

週刊新潮WEB取材班

2021年1月6日掲載

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