巨人の新外国人「テームズ」を不安視する声 メジャー96本塁打でも大きな“欠点”アリ

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左投手の変化球に対応できない

 プラトーンプレーヤーとは、右投手の時にしか起用されない左打者、或いは左投手の時にしか起用されない右打者のことだ。ちなみに、右投手でも左投手でも関係なく起用できる選手は、エブリデイプレーヤーと言われるそうだ。

「日本に来るメジャーリーガーは、なにかしらの欠点があることが多い。超一流ではありません。テームズは左打者ですが、メジャーでは右投手が先発した時だけ起用されていました。左投手は苦手なんです。左投手の変化球に弱く、特にスライダーには対応できません」(同)

 なんと、右投手専門だったとは。巨人では、プラトーンプレーヤーとして起用されるのだろうか。

「巨人は右投手専用打者と割り切って起用しないと、活躍は難しいでしょうね。左投手の時でも出場させると、打率は2割を切る可能性もあるとみています」(同)

 巨人は、これまでプラトーンプレーヤーを獲得したことがあるという。

「2016年と17年の2年間プレーしたギャレット・ジョーンズです。左打者で、左投手には極端に弱かった。なのに、右、左投手に関係なく開幕から4番で使っていました」

 16年は打率.258、24本塁打、68打点を記録したが、17年は1軍に上がることができず、自由契約となった。

「テームズは、ボール球にも手を出すフリースインガーでしたが、韓国リーグへ移籍してから、じっくり見極めて打つようになりました。韓国の投手は速球の比率が日本より高く、攻めのピッチングをしてくる。そのため好成績が残せたとみています」

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