【特別対談】「アフター・トランプ」か「ウイズ・トランプ」か
米トランプ政権の4年間と新型コロナウイルスのパンデミックで、それ以前とはすっかり様相が変わってしまった国際情勢。何が変わり、これから世界はどう動いていくのか――。
新著『2021年以後の世界秩序 国際情勢を読む20のアングル』(新潮新書)を上梓した笹川平和財団上席研究員の渡部恒雄氏が、双日総合研究所チーフエコノミストの吉崎達彦氏とこれからの「世界の読み方」を語り合った。
アメリカ政治から世界を見る
吉崎達彦 今回のこの本は、最初はドナルド・トランプ大統領のアメリカのことをお書きになりたかったのだろうと思うんです。...