【2020年に旅立った著名人】癌手術後に酒を飲もうとして…「内海桂子」が見せた豪快な芸人の生き様
昨年、97歳を目前にした内海桂子さんは本誌の「週間食卓日記」に登場してくれた。身体に様々な異変を感じつつ現役最高齢の漫才師として舞台に立ち続け、食欲も旺盛だった。ふだんは、浅草の東洋館で出番を終えると他の出演者と一杯飲んで帰っていたとは驚く。(「週刊新潮」2020年9月10日号掲載の内容です)
24歳年下の夫、成田常也さんが食事の支度はもちろん、マネージャーとして隅々まで気を配っていた。
女優、浅香光代さんは言う。
「浅草の顔でした。...