「三浦春馬さん」遺産をめぐり父母が対立 “分骨”も叶わず

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「俺は母さんと絶縁した」

 今年7月に30歳の若さで亡くなった三浦春馬さん。彼を失った世間の悲しみは今も癒えない中、現在、数億円にも上ると言われる三浦さんの遺産を巡り、父母が骨肉の争いを繰り広げていた。

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 生前、三浦さんは自らを代表にした法人を設立し、ギャラなどを管理していた。芸能関係者によると、

「印税なども含めて数億の遺産があるとされていますが、それらの配分を巡り、実母と実父の双方が代理人を立て話し合いが行われている」

 遺骨や遺品は実母の手元にあるが、なぜ父と母の関係がこうまで拗れているのか。

 既に報じられている通り、三浦さんの育った家庭環境は複雑だ。三浦さんが小学生低学年の時に両親は離婚し、一人っ子の彼は母親に引き取られた。中学校に上がる前には母が再婚。継父との生活が始まるが、母子の関係は良好とはいえなかった。三浦親子を知る友人のひとりは、

「4年ほど前に、春馬が“俺は母さんと絶縁した。もう何年も連絡を取っていないんだ”って漏らしたことがあったんです」

 と証言する。

 一方、小学生の頃に絶えていた実父との交流は、2、3年ほど前に復活していたようだ。

「実父が病を患い入院して春馬は見舞いに訪れた。それをきっかけに二人は盃を交わすような関係となり、交流を深めていった。現在、相続の話し合いがつかない状態で遺骨は実母が持っているため、実父は満足に手を合わせることもできていないようです」(同)

 亡くなる1カ月ほど前には、三浦さんは個人事務所の名義を、継父の姓から本名の『三浦』に登記し直している。このことからも、実父側に心を寄せていたことが窺える。茨城県内に住む実父に話を伺うも、「わかりません」と言葉少な。だが、分骨が叶わない状況については、

「はい……」

 と述べるのだ。12月24日発売の週刊新潮では、三浦さんの秘蔵プライベート写真と共に、生前の彼をよく知る人物たちの証言を紹介する。

週刊新潮 2020年12月31日・2021年1月7日号掲載

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