小島慶子が「エア離婚」発言で炎上 家族問題の専門家は“毒母”との関係を指摘

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反発する世論

 この記事が配信されると、SNSなどでは異論や批判が、多数、投稿された。Twitterから一部をご紹介しよう。

《本人の支配欲・マウント欲によるものなのが透けていて恐い。メンヘラの一種だろうねぇ》

《夫婦2人だけで決めた約束、ルールに留めておけばいいのに、子供を巻き込んで、マスコミに公表して、これが気持ち悪い》

《小島慶子、夫に対してずいぶん上から目線だな。離婚するしないの権限は自分にあるみたいな。子どもの気持ち置き去りって事、気づいてない自己中な人》(註:改行を省略した)

 更に芸能界からも疑問の声が上がった。情報番組「バイキングMORE」(フジテレビ系列・平日・11:55)がエア離婚を取り上げ、スポーツ紙の電子版などが記事にした。こちらは見出しだけご紹介しよう。

◆薬丸裕英、小島慶子の“エア離婚”に苦言「お子さんたちがかわいそう」(サンスポ・コム:12月10日)

◆松嶋尚美、小島慶子が公表した“エア離婚”に「ややこしいから『別居』でいいんじゃないの?」(スポニチアネックス:12月10日)

戸惑う“愛読者”も

 そもそも小島が文筆家として注目を集めた理由の1つに、自分の母親が“毒母”であると告白したことが挙げられる。AERA dotが13年12月に配信した「小島慶子が実母との確執語る『母が連絡してくるたびに熱を出していた』」から具体例をいくつかご紹介しよう。

◆幼稚園のころ、運動会の絵が先生に褒められても、「ママ、こんな髪形じゃないわ」と言われた。

◆友達のことを「あの子のお父さん、二流企業だからダメね」と馬鹿にされ、苛立った。

◆年の離れた姉が結婚すると、母の関心が自分に集中するのが怖くなって、拒食、過食、嘔吐などの摂食障害が発生した。それを母は知っていたのに、「吐きたくなるほど悩んでいるのか」と訊いてきたことはない。

◆アナウンサーになってからは出演番組の全てをチェックし、《「あの服は似合わない」「今日は目の下にくまがあった」とダメ出しの連続。発狂しそう》だったという。

 小島がネット上で行う発信をウォッチしている、ネットメディアの編集者が言う。

「いわば“毒母シリーズ”とでも言えるコラムとは別に、ご主人が『仕事を辞めたい』と無職になってしまい、途方に暮れながらオーストラリアに“教育移住”する記事も話題になりました。小島さんは何度もエア離婚について言及していますが、ご主人については優しい筆致や発言が多かったのです。そのため婦人公論.jpでの発言には、かなり驚きました」

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