立大生殺人事件が容疑者不詳で書類送検 父親が語る“警察不信”と“犯人への感情”
1996年4月11日、立教大学4年の小林悟さん(当時21)が、JR池袋駅ホームで男と口論になり、暴行を受けて亡くなった。この事件で、警視庁は12月11日、容疑者不詳のまま書類送検した。「捜査を打ち切ってほしい」という遺族の要望をきいた形だが、異例の対応と言える。被害者の父親に、改めて事件について語ってもらった。
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「捜査が終了したので12月8日、警察から息子の遺留品を返してもらいました。洋服が3点と靴、就職ガイダンスの教材、それに切符の計6点でした」
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