「秋篠宮さま」と「眞子さま」との間で起こっていた「激しい言い争い」の中身

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ご家族の動画撮影の間も

 秋篠宮さまは11月30日の誕生日会見(事前収録)で、眞子さまと小室圭さんの結婚を認められると同時に、ご本人たちからの「経緯説明」も求められた。結果、小室さんは何らかの説明を準備しているという。そんな最中、秋篠宮さまと眞子さまは激しく言い争われる場面があったという。その中身についてリポートする。

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 11月8日、立皇嗣の礼が終わったすぐ後の13日、世間を驚かせたのは、眞子さまによる小室圭さんとの「結婚宣言」だった。

《私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》

 と切実につづられた「お気持ち」が発表される少し前に、秋篠宮さまは初めてそれに目を通されたという。

「秋篠宮さまは、かねて会見などで触れられていた“国民が納得できる説明”が半ばスルーされ、結婚への想いばかりが先走っているとお感じになられたようで、その点を眞子さまに質されたと聞いています」

 と、宮内庁関係者。そこから徐々に言い争いに発展して行ったようで、

「これに対して眞子さまは、小室さん側が説明の重要性は認識されており、しかるべきタイミングでそのように行動するだろうというようなことをお話になったと言います。しかし、秋篠宮さま自身、なかなか納得がいかなかったご様子で、宮内庁のホームページで見ることができるご家族の動画撮影の間も、その“納得のいかない”状態が続いていたようです」

当初の原稿にはなかった

 別の宮内庁関係者によると、

「結局、眞子さまは秋篠宮さまに対して、憲法に規定されている結婚についての条文をお示しになって、理解を求められたと聞いています」

 どうやら国民の気持ち、祝意を重視し寄り添いたいとする秋篠宮さまに対して、法律や人権をベースにした正論で眞子さまが対抗、という構図があったのではないか、というのだ。

 舞台が皇室であるから大変だが、昔ながらのホームドラマでもありそうな言い争いではある。

 この場合、論理でいくと後者が強い。

 実際に誕生日会見で秋篠宮さまは、こう述べられている。

《それは結婚することを認めるということです。これは憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいてというのがあります。本人たちが本当にそういう気持ちであれば,親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています》

 その後の関連質問でも、

《これ(=結婚)はやはり両性の合意のみに基づくということがある以上、そうでないというふうには私はやはりできないです》

 と、繰り返す形でお答えになっている。

「当初の原稿に、“憲法にも……”の部分はありませんでしたから、その事実を知っている面々は違和感を覚えたはずです。憲法云々は自明のことであり、敢えてお話になる必要はないはず。それでも触れることにされたのは、これは斟酌する他ありませんけれど、国民への説明がないまま眞子さまが結婚に進まれているように映り、その姿を案じられている心の表れなのかなと……」(同)

税金投入がタブー視

 一方、官邸でも「結婚宣言」は当然注目されていた。官邸関係者はこう明かす。

「現・上皇陛下の退位問題などにずっと携わってきた杉田(和博)官房副長官も、“説明なき結婚宣言”にナーバスな反応をしていた1人。それで、12月10日の宮内庁長官の定例会見で、“説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要だ”と異例の言及をさせたわけです。西村泰彦宮内庁長官は警察庁の出身で、杉田さんの意向で現在のポストに就いた経緯がありますから、“意のまま”ですね」

 そして、小室さんの代理人弁護士はスポニチの取材を通じ、「(宮内庁)長官のお話を受けてでの対応ではなく、先月30日の誕生日に先立って行われた会見で秋篠宮さまが“見える形になることが重要”とお話しされたこと、また、母佳代さんの金銭トラブルの相手が週刊誌で話したことなどを受けて、対応する方針に決めていた」とし、何らかの発信をするために「本人と詰めている」状況であると説明している。

「“駆け落ち婚”などとも言われたりしましたが、今後の小室さん側による説明がどれくらい受け入れられるのか。“結婚に際して税金が投入されること”をタブー視する声が実際にどれほどあるのかはわかりませんけれど、それを払しょくするのはそう簡単ではないように感じられます」(前出・別の宮内庁関係者)

週刊新潮WEB取材班

2020年12月14日掲載

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