地価上昇率首位「ニセコ」がゴーストタウンに 渡航制限、GoTo除外で
例年ならば、12月は外国人で溢れ返る季節なのだという。京都のことではない。北海道の「ニセコ」だ。
いわゆるニセコリゾートは五つのスキー場からなり、倶知安町とニセコ町にまたがっている。中心地の倶知安町ニセコひらふ地区は、10年連続で地価上昇率トップを記録した場所だ。
メインストリートの「ニセコ高原比羅夫線通り」には、英語の看板が立ち並び、コンドミニアムやホテルは1泊10万円以上が当たり前。コテージを買えば1棟5億円である。主に滞在するのは、オーストラリアや香港、東南アジアの金持ちだ。...