菅総理は「場当たり的上司」の典型か
新型コロナという未知の敵に対して完璧な対策は存在しない。誰もがわかっていることだが、一方で現在の政府の対応に心もとなさや不信の念を抱いている国民は少なくないようだ。共同通信の世論調査(12月5日・6日)によれば、政府の新型コロナ対策を「評価しない」が「評価する」を上回ったという。
その理由として、菅総理の言葉に力強さがなく、また方針に一貫性が感じられない点があるのは間違いない。
「GoToキャンペーンが感染を拡大したというエビデンスは無い」というのであれば、堂々と続ければいいはずが、感染拡大が止まらないと見ると、いつの間にか一部地域を対象外にと微妙な軌道修正を行う。...