「グッとラック!」打ち切り報道は本当か 業界の常識から考えてあり得ない2つの根拠

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打ち切りはTBSの評判を落とす

「数字だけを見れば、TBSの編成が来年3月に打ち切りを考えても不思議ではない。これほどの低視聴率で1年以上、番組を続けたわけですから、志らくさんに義理を欠くということもないでしょう。それでも、打ち切りはないと思いますよ」

 理由は2つあるという。

「まず、10月にリニューアルしたばかりでしょ。橋下氏の出演する月曜は、確実に3%以上を取るようになっています。フワちゃんの金曜も、3%が出る時もある。3日には、長野県内のホテルの朝食バイキングでマスク着用を拒否した男が、以前マスクを着用せず飛行機に乗ろうとして降ろされた男と同一人物であることを報じ、3・8%取った。番組スタート時と比べれば上昇傾向にはある。何より、忙しいロンブー淳を月~金のレギュラーに据えて、たった2カ月で打ち切りの決定など普通はあり得ません。吉本興業だって黙ってはいないでしょう。そんなことをしたら業界でTBSの評判がガタ落ちになります」

 さらに、局アナたちへの配慮もあるはずだという。

「まず進行役の国山ハセンアナ(29)は、ポスト安住紳一郎アナ(47)の最有力候補と言われています。『Nスタ』ではホラン千秋(32)とのハーフコンビで数字を押し上げた実績もあり、『アッコにおまかせ!』では和田アキ子(70)にも気に入られ、視聴者の好感度も高い。最近では橋下氏を相手に持論を堂々と述べることもあるほど成長しています。そしてアシスタントの若林有子アナ(24)は昨年入社の2年目ですが、毎朝の生放送で鍛えられているようで、こちらも成長著しい。こうしたTBSを背負って立つ、将来有望な局アナに打ち切りという痛手を負わせるようなことはしないはずです」

 ならば「グッとラック!」は、このままで存続するということか。

「視聴率3%や4%で編成が満足するはずはありません。リニューアルは必至でしょうね。つまり、ロンブー淳や局アナを中心にしたリニューアルです。橋下氏や3時のヒロイン、フワちゃんなどもせっかく連れてきたのですから、彼らもそのまま残せばいい」

 それでは何も変わらないのでは?

「志らくさんは厳しいでしょうね。1年半やってみたけど結果が出なかったと言い訳は可能でしょう。彼は、今も出演し続けている『ひるおび!』のコメンテーターに専念すればよい。『ひるおび!』のMC恵俊彰(55)は志らくさんと同じナベプロですから、問題もないでしょう」

 志らくのクビだけは確定ということか。

週刊新潮WEB取材班

2020年12月10日掲載

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