尖閣問題で“強硬発言”の王毅外相、根は「親日家」 過去に駐日大使、大学は日本語学科

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 正体不明の日本漁船が釣魚島に――。

 11月24日の日中外相による共同記者発表。茂木敏充外相の隣で、そう発言したのは中国の王毅国務委員兼外相(67)だ。尖閣諸島を自国領のごとくに言い放ったわけである。

 国益のためならどんな無理も押し通す、鉄面皮で酷薄な政治家とも映る王毅氏だが、さる外務省関係者は、

「彼は典型的な“ヒラメ”ですよ」

 と言う。

「王毅は習近平の意に添うように、習の一挙手一投足だけを気にしているような人物です。...

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