“緊縛”イベントへのクレームに謝罪 京大「自由の学風」に危機

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 かの京都大学に「自由の学風」を根付かせたのは、京大の前身である旧制第三高等学校の初代校長を務めた折田彦市であったと言われている。以来、100年以上にわたって、この学風は引き継がれてきた。

 そんな誇るべき伝統を揺るがす事態が起きたのは、11月5日のこと。10月24日に同大主催で開かれた、とあるシンポジウムにケチがついたのがきっかけだった。

 地元紙記者によれば、

「問題になったのは、“緊縛”をテーマに開かれたシンポジウムです。企画したのは京大大学院文学研究科で哲学を教える教授でした」
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