コロナ第3波「11月末にピーク越え」 第2波のピークを的中させた研究者が予測

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「目玉焼きモデル」

 コロナ第3波の到来を受け、不安に駆られている方も少なくないだろう。しかし、感染の拡大と収束のスピードを測る「K値」を考案し、第2波の際にピークを的中させた大阪大学の中野貴志教授は、11月末にすでにピークを迎えたとの予測を明らかにした。

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 京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授は言う。

「感染者数の上昇は、最初は急激でもスピードは徐々に鈍化します。実効再生産数Rtで見ると、全国レベルではすでに減少に転じていて、北海道では現時点で感染のピークはすぎています。...

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