眞子さま「強行入籍」のシナリオ 皇籍離脱の可能性、一時金の使い道
一時金は小室さん、佳代さんの生活資金に?
いずれにせよ、1億4千万円近くの一時金は、皇統譜から除籍後すみやかに眞子さまの個人口座に振り込まれる仕組みだという。が、「離脱後の品位保持」という名目とは裏腹に、現時点で安定的収入が得られる見通しのない小室さん、そして母親の佳代さんの生活資金に費やされることは、想像に難くない。
「祝福されない結婚を挙げるようなことになれば、眞子さまの今後の生活への影響は計り知れません」
そう指摘するのは、さる皇室ジャーナリストである。
「皇籍を離れた女性皇族が引き続き、公的な活動に携わる例は少なくありません。黒田清子さんは現在、伊勢神宮の祭主を務めており、前の祭主は上皇さまの姉にあたる池田厚子さんでした。実は、上皇后さまはかねて『眞子には結婚後も、民間にあって公的な仕事に携わってほしい』と、初孫の眞子さまに並々ならぬ期待を寄せられていたのです」
それがあろうことか、
「このような形で結婚すれば、眞子さまは公の仕事で活動しづらくなられるのではないでしょうか。世間もまた、ご自身の思いを最優先した眞子さまを受け入れるかどうか、甚だ疑問です。また、それを認めてしまわれたご夫妻にも囂々たる批判が向けられ、ひいては国民が抱く皇室への親しみの感情も、歪められてしまうおそれがあります」
折しも、結婚後の女性皇族に「皇女」の呼称を贈り、特別職の国家公務員とする案が浮上。併せて、当主として皇室に残る「女性宮家」創設案は見送られる公算が高まった。あるいはお二人の問題が、新制度の設計に少なからず影響を及ぼしたのだとすれば……。「海の王子」は、つくづく罪深い。
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