コロナ第3波襲来、政府が軽視しがちな「トイレ」での感染リスク

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 このところ急速に増加していた国内の新型コロナウイルスの1日当たりの感染者数は11月18日、初めて2000人を突破した。分科会の尾身茂会長は衆議院厚生労働委員会で「このままいくと国民の努力だけではコントロールするのが難しく、さらに強い対応をしないといけない事態になる可能性がある」と危機感を露わにした。

 現在の状況は「第3波襲来」と表現されることが多くなったが、7月から8月にかけての「第2波」に比べて(1)感染者数の増加のペースが急激であったこと(2)家庭内での感染の比率は高まったこと(3)感染者に占める高齢者の割合が大きいことなどが特徴である。...

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