MISIAの落馬事故、TBSの誠意を欠く対応 謝罪なきリリース文を“書き直し”
責任逃れのリリース文
「第71回NHK紅白歌合戦」への出場が決まったばかりの歌手・MISIA(42)が、落馬事故で背骨の胸椎棘突起(きょうついきょくとっき)部を骨折した。11月19日にTBSが事故を公表するまで4日間。局と事務所の間で交わされていたやりとりとは――。
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問題の事故は15日、TBSの報道番組「NEWS23」ロケ中に起きた。MISIAと知的障害のある女の子が乗馬競技を行った後、インタビューを撮影する流れだったという。TBSのディレクターらに対して、事前に専門家から「馬が驚くので競技中は動かないように」とレクチャーがあったが、スタッフはその指示を無視。結果、落馬に繋がったという。
ところが、19日にTBSが発表したコメントには〈乗馬している人がコントロールできる状態にあったとのことでしたが、MISIAさんが怪我をされることになってしまいました〉と、責任逃れの言葉が並ぶ。事故から発表まで4日もかかっているのも不可解である。TBS関係者が言う。
「実は、診断を受けた次の日に番組のチーフプロデューサーが事務所に謝罪。発表については事務所と局が同じタイミングで公にするということになりました。しかし、ウチの関係各所に確認を取らねばならず、リリースの文案を作るまでに時間がかかったのです」
その第一案が出来上がったのは18日。ところが、その内容は配慮を欠いたものだった。
「非を認めるどころか、文案にはMISIAさんへの謝罪が全くなかったんです。結果、事務所サイドから『書き直せないか』と突き返されてしまいました。そして、書き直したものが発表された文面。なおも自分たちの責任を回避するかのような言い回しに、事務所の方は不快感を示されていました」(同)
歌姫は無事紅白の舞台に立つことができるのか。11月26日発売の週刊新潮では、MISIAの今後と共にTBSの「責任逃れ」の全内幕を報じる。