まるで別人? 新ポスターが話題の山尾志桜里議員、修正疑惑をカメラマンに聞いた

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実物と違う

 それが“対話”講演会を開いたきっかけという。そして、ゲストとしてカメラマンの初沢亜利氏とアーティスト兼板橋区議会議員の南雲由子氏が登壇した。

山尾:初沢さんは、(スクリーンに映った)この写真を撮ってくださっていて、私が「これがいい!」とか言ったら、“実物と違う”ということで、図らずもニュースになってしまい……。

 この講演会のチラシにも使用され、公式HPやSNSにも使用されている、彼女の“顔写真”は、今夏ネット上でも話題になった。

 若々しく、シュッとした顔は、整形? 修正? なんて声も。

 だが、壇上の彼女は、以前と変わらないから、整形ではないようだ。そこで終演後、初沢カメラマンに直接聞いてみた。

――山尾さんの写真って、どうやって撮ったんですか?

初沢:あれは修正だ、修正だって言われるんだけど、全然そうじゃなくて、普通にスタジオで撮ったんですよ。ただヘアメイクが相当しっかりした人でね。

――風で髪が流れているように見える。

初沢:あれがヘアメイクの技ですよ。もちろん光の工夫はしましたし、肌を綺麗にするくらいはしましたよ。だけど、いわゆる修正はしていません。まあ目は見開いているから、ぱっちりして見えるでしょう。あとタートルネック、今日もそうでしたけど、黒のタートルネックで印象が大分変わったんだと思います。すごくイメチェンした感じがあると思います。

――イメチェンだけでなく、話ぶりも変わりましたね。

初沢:そうですね。自由になったんじゃないですかね。僕が感じるイメージですけど。

 山尾議員は子供の頃、ミュージカル「アニー」で初代アニーを演じたことでも知られる。その美貌はお墨付きだ。ヘアメイクとカメラマンの腕で、さらに磨きもかかったということか。

 彼女は次期総選挙では、愛知7区から東京比例ブロックに鞍替えすることを発表している。第1回「Tokyo Dialogue」は、コロナ禍の下、人数制限された観客とはSNSを使用しての対話という不慣れもあって、盛況とまでは言えなかったが、今後も開催されるという。

週刊新潮WEB取材班

2020年11月24日掲載

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