「手越祐也」も騙された投資詐欺の手口とは 元大和証券支店長の肩書を生かして
口から出まかせを並べ立てて欺くのが一般的な詐欺師だが、この男はどうだったか。株式投資などを行う「匠マネジメント」の代表取締役で、杉本学武(まなぶ)から改名した杉本道秀(どうしゅう)容疑者(61)。その手口とは――。
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架空の債権の売買代金名目で現金を騙し取ったとして、11月4日、神奈川県警に詐欺容疑で逮捕された杉本。県警担当記者によると、
「一昨年、“新たな株を買う金を出してくれたら別の運用で利益が確定した2100万円を支払う”と嘘をつき、千葉県の債権買い取り業者の男性から1780万円を騙し取った容疑です。...