トランプ“大逆転”はあり得るのか 来るべき法廷闘争のシナリオを解説
アメリカ大統領選が世界中に知らしめたのは“赤と青”の2色によって、文字通り、真っ二つに分断された超大国の姿だった。
“当選確実”が報じられた民主党候補のジョー・バイデン氏(77)は、現地時間の11月7日夜、「分断ではなく、団結を目指す大統領になる」と“青”いネクタイ姿で高らかに勝利宣言を行った。しかし、“赤”をトレードマークとするドナルド・トランプ氏(74)は、いまだ自らの敗北を認めていない。
だが、軋轢を煽ることで圧倒的な人気を誇ってきたトランプ氏の命運が、いまや風前の灯火なのは事実。...