亡霊と身内に苦しめられ……バイデン政権はいきなり“レイム・ダック化”する可能性
ロイターが11月10日に公表した世論調査によれば、米国人の8割近くが「バイデン氏が当選した」と認識していることがわかった。共和党員でさえ約6割がバイデン氏の勝利を認めているのにもかかわらず、トランプ大統領は「不正選挙だ」として敗北を認めないという異例の事態が続いている。
意外なことに、共和党内でもトランプ氏の姿勢を容認する動きが強まっている。その背景にはトランプ大統領の圧倒的な存在感がある。
トランプ氏は大統領選挙で敗北したものの、共和党は「トランプ旋風」のおかげで上院で過半数を維持する可能性が高まっている。...