ドラマ「極主夫道」原作との相違が残念な点も 滝藤賢一の大胸筋は眼福
かなり前から日テレと玉木宏が頑張って宣伝しまくっていた割に、世間は微妙な反応。「極主夫道」である。
原作の漫画が気になって、現物を横流ししてもらった(なぜなら版元新潮社!)ところ、意外に面白かった。家事全般あるいは生活の知恵に極道用語を用いることで起こる「アンジャッシュ」的ドタバタ劇、元極道の主人公・不死身の龍の「すてきな奥さん」張りの主夫っぷり。特に好きなのは、余白や余韻で魅せる最後のコマ。無音無声のコマによるシュールなオチが好みだし、「パリン」「ファサ」「ザゥ」「カハッ」などの擬音だけで「いとあわれ」や「いとおかし」を表現する回も秀逸。...